2026年8月5日、第13回LM会員定例会「シリーズ 議会改革を再認識しよう! あしき慣行が残っていませんか? ~福岡県議会を『他山の石』に~」をオンラインで開催し、55名の皆さまにお申し込みいただきました。
講師は、西日本新聞論説委員の前田隆夫さん。福岡県議会を巡る現状と課題を整理していただきながら、「皆さんに考えていただきたいこと」として、「正副議長の選び方」「一般質問(代表質問)の目的と過程」「住民との関係」「慣例の見直し」の4点を挙げられました。

参加者からは、「私たちの議会にも、このようなおかしな慣習がある」と、各地の議会でのさまざまな事例が共有されました。前田さんは、早稲田大学の北川正恭名誉教授が問題提起されてきた『ドミナントロジック』や『もんだ族』という言葉を紹介しながら、「議会ごとに事情は異なるものの、悪しき慣習は各地に残っている。まずは、それに気づいている皆さんが声を上げ、突破口を開いていってほしい」と呼びかけられました。

また、参加者のお一人である大正大学教授の江藤俊昭教授からは、「しっかりとした検証を行うことの重要性」を強調しながら、東京都議会の政治倫理条例では、議員以外の第三者で構成される政治倫理審査会が常設されていることについてもご紹介いただきました。さらに、自治日報副編集長の髙橋一之さんからは、西日本新聞が調査報道を通じて問題を明らかにしてきた意義についてコメントをいただきました。

最後に、山鹿市議会前議長の服部香代さんから、熊本地震の被災地の現状についてご報告いただきました。発災から1週間が経過し、疲労や不満が表れ始めている現状や、避難所だけにとどまらない支援の必要性についてお話しいただきました。また、女性議員ネットワークを生かした子どもたちの居場所づくりなど、現場での取り組みについてもご紹介いただきました。

多くの学びがあった今回の定例会。来月も引き続き開催します。

